왜 요미우리 유니폼에는 등에 이름이 없을까(2024-05-30)

   개막 후 2개월이 지나고 있는 일본 야구 센트럴리그의 상위권 혼전이 계속되고 있다. 2년 연속 B 클래스에 머물러 있었던 요미우리는 현재 3위. 새 감독 아베 신노스케가 이끄는 요미우리에 대한 관심이 높아지는 가운데, 팬들 사이에서는 유니폼의 이름 논쟁이 재점화되고 있다. 구단이 지난 시즌부터 등번호만 적힌 유니폼을 사용하는 이유는 무엇일까. 그 배경에는 구단 창설 90주년을 맞이한 '거인 군단'이 자랑하는 전통, 그리고 시대를 개척하는 혁신이 있다. 

 

   기념비적인 구단 창설 90주년을 맞이한 요미우리는 4년 만의 우승을 노리며 좋은 스타트를 끊었다. 2년 연속 B 클래스라는 부진에서 벗어나 한신, 히로시마와 치열한 상위권 다툼을 이어가고 있다. 특히 32승 40패로 패가 많았던 원정에서, 올 시즌은 11승 12패 3무로 팽팽한 싸움 중이다. 이런 상황 중 팬들 사이에서 '강해진 것 같다'는 호평을 받고 있는 것이 새롭게 맞춘 방문자 유니폼이다. 

 

   회색을 베이스로 한 색감부터 크게 바뀌었다. 이니셜 로고를 쇄신하고, 디자인은 세계적인 쥬얼리 브랜드 티파니가 담당했다. 전 세계적으로 유명한 'NY'의 로고 역시 1977년에 이 회사에서 직접 디자인한 것으로, 현재는 미국 메이저리그 양키스의 로고로 알려져 있다. 요미우리의 모자와 헬멧에도 70년 만에 'TG' 로고가 부활했다. 혁신적인 유니폼은 발표 시점부터 큰 화제를 모았다.

 

   관심이 높아지는 동시에 팬들 사이에서는 유니폼의 이름 논쟁이 재점화되고 있다. 구단에서는 2022년 11월, 공식 유니폼 공급업체로 나이키 재팬과 계약을 체결했다. 디자인은 크게 바뀐 것이 없는 홈 유니폼이지만 뒷면에 선수 이름 표기가 없이 로마자 등번호만 있다. 이 디자인은 미국 메이저리그의 양키스, 레드삭스의 홈 유니폼과 동일한 것으로, 오랜 전통을 이어오고 있다.

 

   나이키는 현재 미국 MLB 30개 구단의 유니폼을 담당하고 있으며, 디자인은 나이키와 구단이 논의하여 정한다. 구단 창설 이후 유니폼에 선수 이름을 넣지 않은 양키스는 '초일류 선수라도 구단의 존재를 넘어서는 것은 아니다'는 구단의 철학이 있다. 역사와 전통을 모두 가진 요미우리에서도 이런 정신을 형상화했다.

 

   “우승이 가장 큰 목표인 거인 군단은 개인 군단이 될 수 없다.” 구단에서는 유니폼 제작에 착수한 작년, 하라 다쓰노리 전 감독이 2018년 복귀 회견에서 한 말을 존중했다. 'FOR THE TEAM'이라는 정신을 항상 의식하며 팀, 프런트, 팬의 생각이 하나가 되기를 바라며 등의 이름 표기를 폐지하기로 결정했다고 한다.

 

   물론 변화에는 찬반의 목소리가 따르기 마련이다. 선수와 스태프에게는 '멋있다'는 호평을 받지만 '구별이 어렵다', '선수의 이름을 기억할 수 없다'는 부정적인 여론부터, 혁신적인 디자인과 구단의 이념은 불필요하다는 목소리도 많다. 구단 창설 90주년 기념 특별 사업으로서, 5월 3일에는 '나가시마 시게오 데이' 이벤트를 열고 28일에는 '오 사다하루 데이'로 정했다. 선수들은 소매에 3번, 1번이 새겨진 유니폼을 입었다. 두 번호는 영구결번으로, 두 레전드를 상징하는 숫자다. 유니폼은 전투복으로, 승부의 세계에서는 승패가 존재한다. 결과론이지만, 대담한 개혁은 좋은 결과로도 나쁜 결과로도 변할 수 있다. 

 

 

 

 

   開幕から２カ月が過ぎた中、セ・リーグ上位は混戦が続く。２年連続Ｂクラスと低迷した巨人はここまで３位。新生・阿部巨人の注目度が上がるにつれ、ファンの間ではユニホームの名前論争が再燃している。球団では、昨季から背番号のみを採用しているが、なぜか。背景には球団創設９０年を迎えた「巨人軍」の誇りと伝統、そして時代を切り開く革新がある。

 

   節目の球団創設９０周年を迎えた巨人は、４年ぶりのＶ奪回へ好スタートを切った。２年連続Ｂクラスの屈辱から、阪神、広島と激しい上位争いを続けている。特に３２勝４０敗と負けが先行した敵地で、今季は１１勝１２敗３分けと五分の戦いだ。そんな中、ファンの間で「強くなったように見える」と好評なのが、新調したビジターユニホームだ。

 

   グレーをベースに色味から大幅に変更した。イニシャルロゴを刷新し、デザインは世界的ジュエリーブランドであるティファニーが担当。世界的に有名な「ＮＹ」のロゴは、７７年に同社がデザインを手がけ、現在は米大リーグ・ヤンキースのロゴとしても知られる。巨人のキャップや、ヘルメットにも７０年ぶりに「ＴＧ」ロゴが復活。革新的なユニホームは発表時から大きな話題を呼んだ。

 

   注目度が上がったことで、ファンの間では、ユニホームの名前論争が再燃している。球団では２２年１１月、公式ユニホームサプライヤーとして、ナイキジャパンと契約を締結。デザインに大きな変更点がないホームユニホームとともに、背面にローマ字の選手名表記はなく、背番号のみのデザインを採用した。これは米大リーグのヤンキース、レッドソックスのホームユニホームと同様で、長くこの伝統が続く。

 

   ナイキ社は現在、米ＭＬＢ３０球団のユニホームを手がけており、デザインは同社と球団で話し合われて完成する。球団創設以来、ユニホームに選手名を入れていないヤンキースには、「超一流選手でも球団の存在を超えることはない」という球団の哲学がある。歴史、伝統を重んじる巨人でも、この精神を形にした。

 

   「勝つことが最大なる目標であり、巨人軍は個人軍であってはならない」。球団ではユニホームの制作に着手した一昨年、原辰徳前監督が１８年の復帰会見で語った言葉を尊重。「ＦＯＲ　ＴＨＥ　ＴＥＡＭ」の精神を常に意識して、チーム、フロント、ファン思いが一つになることを願い、背ネームを廃止すると決めたという。

 

   当然、変化には賛否が付いて回る。選手、スタッフには「カッコいい」と好評だが、「分かりにくい」「選手の名前を覚えられない」といった否定派から、革新的なデザインや球団の理念に不要派の声も多い。球団創設９０周年記念特別事業として、今月３日に「長嶋茂雄ＤＡＹ」を開催。この日は「王貞治ＤＡＹ」として、それぞれ選手全員が袖口に３番と、１番が入ったユニホームを着用した。両番号は永久欠番で、２人のレジェンドを象徴する数字。ユニホームは戦闘服で、勝負の世界には勝敗が存在する。残す結果だけが、大胆な改革を正解にも不正解にも変える。

 

 

 

출처: https://news.yahoo.co.jp/articles/81fae999711993c01101c7503ea43198755804ff